.regファイルを使ってレジストリからキー、値を追加、削除する方法
これが何の役に立つのかという話もあるけど、アプリケーションの開発中には度々レジストリを変更して動作確認をしたくなる事があります。
例えば、起動に特定のレジストリを確認して初期状態を変更するとか、デフォルトパラメータをレジストリから読み込むといったアプリケーションの開発中です。想定しているキーが無かったり、無効な値が設定されていた時の動きを確認する必要が生じます。
1,2回試すだけならレジストリエディタで書き換えればいいわけですが、何度も繰り返すのは面倒です。それに、うっかり間違えてレジストリを変更してしまう危険もあります。定型の作業であれば、.regを使ってレジストリの書き換えを行うのが簡単です。
キー、値を追加する
拡張子.regで以下のよう内容のファイルを作成して、実行(エクスプローラーでダブルクリックするだけ)
例) AddReg.reg
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Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USERSoftwareCompanyNameApplication]
“PrintOption”=”Yes”
“ExportOption”=”Yes”
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キー、値をまとめて削除する
削除したいキーの前に”-“を追加して、上記同様に.regファイルを作成して実行します。
指定したキー以下、すべてのキーと値が削除されます。
例) RemoveKey.reg
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Windows Registry Editor Version 5.00
[-HKEY_CURRENT_USERSoftwareCompanyNameApplication]
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値を指定して削除する
.regに削除したい値として”-“を指定します。
以下の例では”ExportOption”をレジストリから削除します。(キーは影響を受けません)
例) RemoveValue.reg
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Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USERSoftwareCompanyNameApplication]
“ExportOption”=-
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