2024/02/12 更新 ESET16→17へアップデートしたら、設定画面が変更されていたため画像を更新
Microsoft謹製ツール、Ctrl2Cap を使ってキーボードのCaps LockとCtrlキーを入れ替えて使用しています。(CtrlはCaps Lockの位置の方が楽に押せますよね?)
基本的には問題ないのですが、なぜかChrome、EdgeでCtrlキーが機能しません。具体的にはCtrl+C,Ctrl+Vが使えないというか、正しく動作しない。
例えば、Ctrl+Cだと新しいタブが開いたり、DevToolsが開いたりとか、とくにかく思って見ない動きになります。仕方が無いので元々のCtrlキーを使って操作していますが、Chromeだけ操作が変わるので非常に面倒です。
ちなみに複数台のPCで同じ状況になるので、個別の環境の問題ではないようです。
セキュリティソフト、ESET Internet Security の影響?
調べてみると、同様の現象があるようです。
Microsoft サポート コミュニティ
ブラウザ(EdgeやChrome)アプリだとCtrl+C、Ctrl+Vが出来ない
リンク先の最後の投稿で自己解決されているようですが、ESETのインターネットバンキングの保護機能の「すべてのブラウザーを保護」のOn/Offが影響しているようです。
実際に設定を変えてみると確かにCtrl+C,Ctrl+Vが正常に使えるようになります。
ただ、いろいろ試してみると「キーボード保護」のオプションが直接的な原因になっているようです。これはキーロガーへの対策らしいので、Ctrlキーを入れ替えてたら何か影響がでるのは頷けます。
設定方法
ESETの設定箇所が少々見つけにくかったので、以下、設定メモです。試される方は自己責任でお願いします。
はじめに、「設定」、「インターネット保護」の順でクリックする。
「Webアクセス保護」のアイコンをクリックする。(これ分りにくくないですか?)
次に「ブラウザーの保護」をクリックして、「キーボード保護」をOffに変更して、OKボタンをクリックして閉じる。
以上で設定完了です。
セキュリティが多少低下すると考えられるので、それはそれで悩ましいですが、Ctrlキーが思った通りの動きをするようになってストレスが減りました。
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
- Windows11 Pro(64bit, 22H2)
- ESET Internet Security 17.0.16.0