迷惑メールをフィルタリングする
ISPがサービスとして提供している「迷惑メールフィルタ」*とThunderbirdを使って迷惑メールをフィルタリングする。
*:ISPで迷惑メールを判定するサービス。
判定されたメールのヘッダーに迷惑メールのフラグ、もしくは件名に”[SPAM]”の追加するなど受信側で迷惑メールの識別を可能にする。
ISPでは判定するだけで削除は行わないので受信時にメールソフトの設定で選別、削除などの処理を行う必要がある。
以下、メールの”x-spam-flag”フラグを使って判定する方法。
1.ISP側で迷惑メールフィルタの設定を行う。
内容はISPによって異なると思われるので、加入しているISPの設定を確認し、迷惑メールと判定されたメールのヘッダーに”x-spam-flag”が追加されるように設定する。
2.Thunderbirdでメールヘッダーを識別するためのフィルタを設定する。
メニューから[ツール][メッセージフィルタ]を選択して表示されたダイアログで[新規…]ボタンをクリックする。
![](https://i0.wp.com/blog.yuizi.com/wp-content/uploads/2019/03/image2-3.png?resize=549%2C368&ssl=1)
「フィルタの設定」ダイアログでフィルタ名を入力し、条件に「カスタムヘッダー」を追加する。
![](https://i0.wp.com/blog.yuizi.com/wp-content/uploads/2019/03/image4-3.png?resize=700%2C455&ssl=1)
表示されたダイアログで”x-spam-flag”を追加して[OK]ボタンをクリックする。
![](https://i0.wp.com/blog.yuizi.com/wp-content/uploads/2019/03/image1-6.png?resize=377%2C337&ssl=1)
追加された”x-spam-flag”を選択して、値として”Yes”を入力する。
![](https://i0.wp.com/blog.yuizi.com/wp-content/uploads/2019/03/image5-2.png?resize=700%2C480&ssl=1)
以下のように迷惑メールの設定と移動の動作を設定して[OK]をクリック。
![](https://i0.wp.com/blog.yuizi.com/wp-content/uploads/2019/03/image3-4.png?resize=700%2C424&ssl=1)
以上。