迷惑メールをフィルタリングする
ISPがサービスとして提供している「迷惑メールフィルタ」*とThunderbirdを使って迷惑メールをフィルタリングする。
*:ISPで迷惑メールを判定するサービス。
判定されたメールのヘッダーに迷惑メールのフラグ、もしくは件名に”[SPAM]”の追加するなど受信側で迷惑メールの識別を可能にする。
ISPでは判定するだけで削除は行わないので受信時にメールソフトの設定で選別、削除などの処理を行う必要がある。
以下、メールの”x-spam-flag”フラグを使って判定する方法。
1.ISP側で迷惑メールフィルタの設定を行う。
内容はISPによって異なると思われるので、加入しているISPの設定を確認し、迷惑メールと判定されたメールのヘッダーに”x-spam-flag”が追加されるように設定する。
2.Thunderbirdでメールヘッダーを識別するためのフィルタを設定する。
メニューから[ツール][メッセージフィルタ]を選択して表示されたダイアログで[新規…]ボタンをクリックする。
「フィルタの設定」ダイアログでフィルタ名を入力し、条件に「カスタムヘッダー」を追加する。
表示されたダイアログで”x-spam-flag”を追加して[OK]ボタンをクリックする。
追加された”x-spam-flag”を選択して、値として”Yes”を入力する。
以下のように迷惑メールの設定と移動の動作を設定して[OK]をクリック。
以上。