2019/03/25 内容を最新版に合せてリニューアルしました。
エラーメッセージの英訳が必要になる時があります。
なんで英訳かというと、英語で問い合わせを出すときに必要だから。
例えば、こんなケース。
- メッセージを英語で検索したい
- 英語版ソフトを使っていて、サポートへ問い合わせしたい
前者の場合ですが、ネット上には英語の情報が日本語の10倍ぐらいあります。日本語で検索しても見つからなくても、英語版のメッセージなら関連情報が見つかる確率が高くなります。
後者は、英語版のツールを使っていると、問い合わせはもちろん英語。例えば、こんな問い合わせを出したいとします。
○○の操作をしたら「△△△△△△」というメッセージが表示されます。原因はなんだと思う?
エラーメッセージの「△△△△△△」の部分が英語なら、そのまま書いて、聞きたいところだけ英訳すれば問題ありません。
英語版アプリではエラーメッセージはそもそも英語なので、あまり困らないんですが、困るのがWindowsが表示するエラーメッセージ。
使っているのは日本語版Windows。当然メッセージも日本語で表示されます。日本語をそのまま書いても伝わらないですし、英訳しても微妙です。(なんとなく意味は通じると思いますが、正確なメッセージで伝えたいですよね)
例えばWindowsのこんなエラーメッセージ。
“問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。”
これ、英語版だとどのようなメッセージが表示されるんでしょうか?
こんな時に便利なのがMicrosoft社が提供しているMicrosoftランゲージポータル。
「用語検索」に検索したいメッセージを入力。
翻訳する元メッセージの言語と翻訳先の言語を選んで「検索」ボタンをクリックすると。。。
おー、ばっちり英語版のメッセージが出てきました。しかも製品別。
先ほどのエラーメッセージは英語だと、
“A problem caused the program to stop working correctly. Please close the program. “
こういう表現のようです。これで、問い合わせもバッチリです。
英語版のメッセージが分かると、原文で書かれた(つまり英文の)情報を探す場合も便利です。
日本語の情報で適切なものが見当たらなくても、英文ではすでに対策などが公開されているケースがあります。英文のメッセージをキーに情報を探しやすくなります。