Windows10を1903(Windows 10 May 2019 Update)へ更新しようとすると、VMwareと競合してアップデートできませんでした。
長らくバージョンアップをサボっていたVMwareをアップデートしようかと思ったけど、もうHyper-Vでいいんじゃね?と、思い直して移行しました。
用意する物
StarWind V2V Converter
VMwareで使っていた仮想マシンのイメージをHyper-Vの形式へ何らかの方法で変換する必要があります。StarWind V2V Converterが使いやすいらしいので、リンク先からダウンロードしてインストールしておきます。
「VMware の vmdk を Hyper-V の vhd(vhdx) に変換」という記事を参考にしました。
Hyper-V
Windows10 Pro 64bit版以降であれば利用できます。デフォルトではインストールされていないので、セットアップしておきます。こちらも上記の記事を参考にしました。
仮想マシンの変換
VMwareの仮想マシン(.vmdk)をHyper-Vの仮想マシンへ変換します。
StarWind V2V Converterを起動すると図のような画面が表示されます仮想マシンのロケーションとして「Local file」を選択して次の画面へ進みます。
次に変換する仮想マシンのファイル(.vmdk)を指定します。「…」をクリックしてファイルを指定します。
仮想マシンのフォルダを開くと、拡張子.vmdkのファイルが複数あります。どうもスナップショットなどで自動的に複数のファイルが作られるようです。一番シンプルな名前のファイルを選択しておきます。(たぶん、どのファイルを選んでもツールが上手いこと処理してくれるとは思います)
ファイルを選択して、「File info」にFile formatやSizeが表示されれば(たぶん)OKです。次へ進みます。
変換したファイルの書き出し先を指定します。ここでは「Local file」を選択して次へ進みます。
変換先のファイルの形式を指定します。Hyper-Vの仮想マシンの形式「VHD/VHDX」を選択して次へ進みます。
VHD/VHDXのオプションを指定します。ここは用途やお好みでという事になります。用途によっては大容量のファイルを扱いたいケースもあるので、HDDのサイズを可変にできる「VHDX growable image」を選択しています。
変換したファイルの書き出し先を指定して、次へ進みます。
ファイルの変換が始まり。
変換が終わったら、「Finish」をクリックしてツールを終了します。
これでHyper-Vで使用できる仮想マシンのファイルが出来上がりです。Hyper-Vで新しい仮想マシンを作る際に、「既存のハードディスク」として指定すれば以降は完了です。ということで次回へ続く。。。
動作環境
Windows10 Pro (64bit, 1803)
VMware Workstation 12.5.9
StarWind V2V Converter (2019/6/23現在のバージョン)
ピンバック: 既存のVHDXから新規の仮想マシンを作る | ヤスダ式仕事ブログ