ちょっとまえに手を付け始めてほったらかしていたので、開発環境の準備から初めてみる。
開発環境の準備
基本的にはMicrosoftのサイトを参考にVisual Studioの環境を整えればOK。
Windows App SDK 用のツールをインストールする
が、Microsoftのサイトって日本語がびみょう(機械翻訳?)なので、ポイントだけまとめると。。。
Visual Studioのオプションで以下の項目を設定する。以下、Visual Studio 2022の設定例。
ユニバーサルWindowsプラットフォームの開発
「ワークロード」タブで、ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発の項目を設定する。
C# アプリ開発用の .NET デスクトップ開発
続いて、.NETデスクトップ開発の設定。
C++によるデスクトップ開発
C++の設定。(これはC#だけなら不要かも?)
個々のコンポーネント
「個々のコンポーネント」タブで、SDKの設定をする。
項目数が多いので、検索ボックスに”Windows 10 SDK”を入力して絞り込むと指定しやすい。
図ではMicrosoftのサイトの指定通りにSDKを選んでいるけど、もっと新しいのでも良さそうだけど、そこは自己責任で。
ウィザードUIのインストール
そして最後は、ウィザード形式のテンプレートをインストールする。
リンク先でダウンロード、インストールすればOK。
Template Studio for WinUI (C#)
はじめてのWinUI3アプリ
開発環境の準備が整ったら、次ぎはプロジェクトを作成する。
新しいプロジェクトの作成
C#、Winodws,WinUIを選択。「Template Studio for WinUI」を選んで「次へ」
プロジェクト名、場所を指定して、「作成」をクリック。
プロジェクトの種類を選択する。この例では「Navigation Pane」を選んで、「作成」をクリック。
デザインパターンの選択。ここはMVVM一択なので、そのまま「作成」をクリック。
NavigationViewに追加するページの指定。この例では全部追加して、「次へ」をクリックする。
WinUI3のビルド
プロジェクトの準備が整ったら、ビルドして起動。特になにもコードは追加しなくても、NavigationViewを使ったアプリが出来上がる。
まとめ
ウィザードで、あっさりアプリの雛形ができあがる。シンプルなアプリなら、これを拡張すれば簡単に実装できそう。
画面のUIは、いわゆるFluent designですっきりしたデザインで見やすい。
.net frameworkアプリに比べると、ビルドに時間がかかるのが難点かな?
補足
初回ビルドでエラーになるので、その対策。
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
Windows11 Pro(64bit, 21H2)
Visual Studio Professional 2022(17.1.6)
ターゲットフレームワーク:.NET 6
ターゲットOS:10.0.19041.0
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