はじめて自作PCを組み立てて、はやくも3年半が過ぎました。日々増え続けるアプリやデータ。そろそろストレージの空きが少なくなってきました。
当初、1.0TBのSSDは無限に大きな容量に思えましたが、いつの間にか使い切るものですね。データを整理して、空きを確保しようとしますが、なかなか空きません。
こういうの微妙にストレスがたまります。
ということで、容量の大きなSSDへ換装します。
パーツ選び
少なくとも容量は2.0TB、アクセス速度は既存のSSDと同等か、そこそこ速いのがいい。
容量と性能、それと価格を考えて今回選んだはWestern Digital WD_BLACK SN850X。ゲーミングPC向けを意識した製品のようです。
主な性能は以下の通り。
- M.2-2280
- PCI-E Gen4 x 4
- シーケンシャル読み取り : 最大7,300Mbps
- シーケンシャル書き込み : 6,600Mbps
読み取り速度、なかなか良い数字で期待させます。価格はこれで2万円台後半。悪くない。(信頼性や速度を重視すると、上には上がありますが、コスパ考えたらこれぐらいがいいですよね)
システムディスクのクローン作業用に外付けのSSDケースも購入。スケルトンなデザインが気に入りました。
クローンツールのダウンロード
なにはなくともシステムディスクのクローンツールが要ります。これはWestern DigitalのサイトからAcronis True Image for Western Digitalをダウンロードします。
ちなみに、このツール、WD社製のSSDがつながってないと機能しません。他のメーカーのSSDのクローンには使えないようになっています。良くできてますね。
インストールしてC:ドライブのクローンを作成したら換装です。
データが1.0TB近くあるのでクローンに数時間は覚悟していました。これが1時間ほどで完了。むしろ物理的に入れ替えるのに時間が掛かりました。ひさしぶりに開けたPCケースはホコリが溜まっていて、掃除するのが大変でした。
それと換装のためにグラボを外すのが手間でした。固定ノッチがあるのすっかり忘れていて、あやうく破損するところだった。
換装して再起動すると。。。、いいですね。システムディスクに余裕ができて一安心です。
ベンチマーク
CrystalDiskMark(ver 8.0.4)で早速ベンチマーク。スペックどおりですね。素晴らしい。
換装前はどうだったかというと、以前にベンチマークしているので、これと比べてみます。
比較すると、シーケンシャルは明らかに性能が上がっています。アプリの起動や、大容量のデータを開くのは早くなりそうです。
ランダムはというと、なんか数字悪くなってますね。
RND4K/Q32T16 1677→406, RND4K/Q1T1 198 →129
シーケンシャルに全振りしたSSDのようです。うーん。
ゲーミングPC向けなので、シーケンシャル重視も納得できます。ゲームって大容量のデータの読み出しが多そうですよね。体感的には速くも、遅くなったとも感じないので、まあいいでしょう。
ということで自作PC、ver.2024.2の構成はこうなりました。
パーツ | メーカー |
マザーボード | ASRock B550M Steel Legend (MicroATX) |
CPU | AMD Ryzen 5 5600X(6コア、12スレッド) |
CPUファン | 虎徹 MarkⅡ |
メモリ | Crucial DDR4-3200 32BG(8GBx4) CT2K8G4DFS832A |
ストレージ | ・M2_1スロット(Gen4x4) Western Digital WD_BLACK SN850X(Gen.4, 2TB) CSSD-M2B1TPG3VNF ・M2_2スロット(Gen3x2) CFD M.2 – 2280 SSD(Gen.4、1TB) CSSD-M2B1TPG3VNF |
グラフィックスカード | MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2x 12GB GDDR6 |
ケース | Fractal design Define Mini C(MicroATX) |
電源 | 玄人志向 650W 高効率電源ユニット(プラグイン仕様)80Plus Gold KRPW-GK650W/90+ |